schopenhauerのブログ

唯識とショーペンハウアーの研究

罪の文化

欧米の社会科学を


日本に当てはめることなんてできないし


西洋人の日本についての


比較文化論が的確なはずなんてない


二十歳の頃


日本は罪の文化ではなく


恥の文化だというのを聞いたとき


わたしは驚いた


わたしは自分の罪に酷く悩んでいたからだ


ただその罪は


神への罪ではなく


世間の人々への罪だった


そして思った


罪といっても


神は存在するかしないか分からないが


人間は確実に存在していると


これはキリストが説いた最も大切な二つの律法の


こころをこめて神を愛せよと


あなたの隣人をあなたと同じように愛せよとの


神と隣人の違いに似ている