因果と論理
因果というのは物質や質量が時間と空間の中で因果しているということである
論理というのは言葉や概念の思惟の形式や規則のことである
つまり直観の形式は因果(律)であり精神の思惟の形式は論理である
ここで間違ってしまうことがあるのは
人間が因果(律)を考えるときに論理的に考えざるを得ないということであるが
因果(律)と論理はまったく違うものである
であるから化学に論理はあっても化学変化に論理はないのである
直観が直観的真理によって論理的に考えられるときに
因果と論理というよりもその言葉や論理が表現するものに
何らかの関係があるのではないかとするのもわたしの哲学の眼目である
その接点は動物の意志というのは因果であるが
それが人間の場合意思という言葉になって
つまり論理になって表れるというところにある訳である
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