schopenhauerのブログ

唯識とショーペンハウアーの研究

完成された感性

完成された感性なんて


何のしゃれでもないのだが


感性が完成されることなんてないだろう


感性は元々完成されて生まれてきていて


そうでなければ世界はとてもこのようではあり得ず


人間は言葉を覚えることは不可能で意思の疎通もできないだろう


ただなぜ感性が十分でないように感ずるのかといえば


それは感性を邪魔するものがいっぱいあるからだろう


感性の完成はそれを取り除くことにすぎず


それは本来の姿に戻ることであって何かを学ぶことなどではないだろう