schopenhauerのブログ

唯識とショーペンハウアーの研究

抽象の名月

下北半島のニホンザルとかもしかとたぬきが月を見た
わたしは双眼鏡で彼らを見ていた
彼らは月を気にしないように見えた
月はすっぴんでも女神のように美しい
この美しさは動物も人間と変わらないだろう
ただ彼らにとって月という概念は抽象なので
すっぴんの女神の美しか分からず
それは月ではないので執着しないのだ
ニホンザルかもしかたぬきに仏性有りやまた無しや