schopenhauerのブログ

唯識とショーペンハウアーの研究

2019年6月のブログ記事

  • 青い鳥

    青い鳥はチルチルとミチルが青い鳥という幸せを探していって その青い鳥が自分の身近にいたというお話だ この青い鳥というのは幸せばかりでなく 夢とか希望とか理想とか善とか自己実現とか あらゆる良きものを同じように象徴しているような気がする これらを求めることがあたかも人間らしさのように考えられているが... 続きをみる

  • 鏡に映る人

    誰でも意識しない時が 一番美しいのだから 本当の自分は鏡に映る自分より もっと美しいのかもしれない そして意識すればするほど醜くなっていく可能性がある そこで本当の自分を鏡で見るための方法は 鏡に映る人を他者の一人と見ることだと思う

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  • 生死即涅槃について

    生死即涅槃も同じである 仏教の概念は広い意味を持つことが多いのでこの生死を煩悩と同じと考える向きも あるがこれはかなりずれているのではないだろうか わたしは煩悩を精神的なもの 生死を肉体的なものと捉えてみたい 生死とは生老病死である この生死即涅槃も仏陀の肉体の生死が涅槃(永遠)であるというのが主... 続きをみる

  • 煩悩即菩提について

    煩悩即菩提というのは凡夫に煩悩があってそれが即菩提だということではない 仏陀と凡夫の区別をしなければそれが必ずしも間違いとまでは言えないのだろうが そんなことを言っているのではないと思う これは悟りを開いた人が自我が問題にならなくなっても 自我が純粋な知性の記憶としては残っているし 食欲や性欲や自... 続きをみる

  • 完成された感性

    完成された感性なんて 何のしゃれでもないのだが 感性が完成されることなんてないだろう 感性は元々完成されて生まれてきていて そうでなければ世界はとてもこのようではあり得ず 人間は言葉を覚えることは不可能で意思の疎通もできないだろう ただなぜ感性が十分でないように感ずるのかといえば それは感性を邪魔... 続きをみる

  • 浮気について

    浮気は文化だと言った極端な人がいたが フリーセックスの時代 浮気というのはかなり広く行われているものなのだろうか 特に芸能界 もちろん堅い人は堅いだろうが そして男性は堅い女性を求め女性も堅い男性を求めている 浮気というのは広い意味では 交際している人がいるのに別な人とセックスすることだろうが 厳... 続きをみる