2018年7月のブログ記事
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彼は恋をしたがさまざまな障害があり 決定的な問題もあってその道のりは遠かった 彼女は才能があって可愛いのに 彼は何の取り柄もない普通の男で 気が弱くて傷つくことが怖かった ラブレターを書こうと思ったが常識がためらわせて やっと書いたのは「友達になってください」だった
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直観には内的なものと外的なものがある。 外的直観というのは自分の五識である現在の表象のことである。 映像、音声、体の感覚、味、匂いは各目、耳、体、舌、鼻の表象である。 内的直観というのは生まれながら備わっているところのものである。 これが正しいかどうかは議論の余地はあるだろうが、 直観としての時間... 続きをみる
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自分の体は直接の宇宙であり観察材料としては最も身近なものである。 唯識というのは宇宙は 五識(自分の現在の目に映るもの、自分の現在の耳に聞こえるもの、自分の現在の触覚に感ずるもの、自分の現在の鼻の匂い、自分の現在の舌の味)と 自分の現在の意識、マナ識、アラヤ識(意識は普通の意識、マナ識は無意識、ア... 続きをみる
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手をつないでいっしょに歩いて行こう などという健全な手をつなぐではなく 軽くつないでただ触りあうだけなのです そこにはさまざまな触れ合いがあることでしょう 手は人間の重要な外部認識の触覚ですから あまりに敏感でそんなことはしないでしょうが メスとオスの昆虫が触覚で触りあうようなイメージです
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自分の体は直観であり、五感も直観である 自分の精神は主に概念である。 感情はおもに概念によって作られた記憶の集まりが作り出す疑似の直観である。 記憶の集まりには五感と感情の記憶も含まれる。 感情と概念には密接な関係がある。 客観である自分の体と精神の存在が分かるのはそれらが 直観的に意識されるから... 続きをみる
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二人のくちづけは 欲望の始まりでもなく 情熱でもなく くちびるとくちびるのふれあいのただそれだけ 自分の体自体が触覚ですから 皮膚感覚はもっとも存在の確かさを確信させ 二人はそれをくちびるで確かめるのです 世界が愛に満たされているから それだけでいいのです
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自分が救われる前に他を救おうというのは 心構えを言っただけでそんなことができる訳もない 小さな親切はともかく他人の精神の苦しみを救うことなどはできない 衆生済度の衆生とはたった一人で自分でしかない
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世界が愛に満ちていればなどというのは ほんとお節介なことでどうでもいいのです こういう考えというのはほとんど間違いであって あり得ないとか不可能だからというのでもなく 本人が何かしら誤動作をおこしているのです これは自分に愛がないことを世界に反映しているだけなのです ですから自分に愛が灯れば世界に... 続きをみる
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自分の内と外があって 自己実現というのは普通は 自分の外が叶うことをいうが 自分の外が叶うことが自己実現の訳がないだろう それは自己じゃないのだから
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別の宇宙のかわいいおりひめは自分で歌を作り美しい声で歌う その世界のひこぼしは美しいものや面白いものを見るのが好きだ 二人はこころから愛し合っていたが会ったことがなかった 互いの存在を知っていて言葉をかわしたことがあってもそれは文字だった ひこぼしは様々なものをいつまでも見続けることができる ただ... 続きをみる