schopenhauerのブログ

唯識とショーペンハウアーの研究

星について

星は眺めるものである。


それが肉眼であっても双眼鏡であっても望遠鏡であっても、


思い出であっても想像であっても。


わたしは13才のときから星を眺めてきた。


それはわたしの人生の最大の関心の一つだった。


執着には悩みや苦しみが常に伴っていたが、


ただ星を見たその後は素晴らしかった。


その素晴らしさは星を見た後の素晴らしさであった。


星を見るのは科学ではなく芸術である。


星は自然の光であり、


それは太陽系では1、3秒光年から数十日光年、


太陽系外では数光年から数千万光年の光の芸術である。


そして地球も一つの星であり


地球の上のことがらはすべて星である。


それを見るのは自分の目だけでありすべてが星の芸術である。


すべては星でありわたしは死んだら星になるのだ。


生きていても星である。