星について
星は眺めるものである。
それが肉眼であっても双眼鏡であっても望遠鏡であっても、
思い出であっても想像であっても。
わたしは13才のときから星を眺めてきた。
それはわたしの人生の最大の関心の一つだった。
執着には悩みや苦しみが常に伴っていたが、
ただ星を見たその後は素晴らしかった。
その素晴らしさは星を見た後の素晴らしさであった。
星を見るのは科学ではなく芸術である。
星は自然の光であり、
それは太陽系では1、3秒光年から数十日光年、
太陽系外では数光年から数千万光年の光の芸術である。
そして地球も一つの星であり
地球の上のことがらはすべて星である。
それを見るのは自分の目だけでありすべてが星の芸術である。
すべては星でありわたしは死んだら星になるのだ。
生きていても星である。
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