schopenhauerのブログ

唯識とショーペンハウアーの研究

唯識の存在の三形態と体感

円成実性の体感  体感は無である。 体調はほとんど感じられない。薄い。(体調が良い)。 病気の痛みはあるが軽い。疲労が軽い。


遍計所執性の体感  普通の人間の体感である。体調は精神の状態で変わる。病気の痛みが強く精神の状態で変わる。個人差が大きい。


<体が健康であれば体調というのは体ではなく精神の状態が体につまり感覚に現れていることと考えられる>


依他起性の体感 体感の因果。


<これは、直観(肉体)と精神の因果の類型(の苦)がまったく違うためである。前者は物質の因果、後者は動物の精神の因果>