schopenhauerのブログ

唯識とショーペンハウアーの研究

テクニック

テクニックというのは薄っぺらな方法論のことだが
それはたとえば振り込め詐欺の騙しである。
それは騙しであるので何の真実みもないのだが
真実にみせようとする限りない努力はある訳である。
それは嘘なのだから必ずほころびがあるので
それを聞いていくことは極めて面白いだろうと思う。
今回の選挙の政治家の演説や新聞やテレビの論説もこれに満ちているはずで
そう思って聞くと面白いだろう。
<善意に見れば世界を正しく捉えることができず時代の変化についていけないのだ>
ただ話が上手ければコロッと騙されて大損するので気をつけなければならない。
本物の指導者は少なく大衆は洗脳されて騙されていることに気づくこともなく
知恵の無いテクニックだけの日本の世相である。
これは分かるはずもないだろうが国民を指導する知識人の精神性に顕著であり
人の上に立つものは責任があるのだがそんなことを考えるでもなく
でも国民は劣化していても少なくとも生活の健全性は維持しており
戦後では70数年バブル崩壊後では20数年という一時的な過渡期であれば良いと思う。