schopenhauerのブログ

唯識とショーペンハウアーの研究

「充足理由律の四つの根について」について

充足理由律は根拠律ともいう。「根拠律の四つの根について」は最初はショーペンハウアーの博士論文であり彼の認識論である。


真の命題(真理)に繋がりがあるのを学問というが、それを繋いでいるのが根拠である。根拠にあるいはその対象に四種あることを論じている。


物質についての因果律、時間と空間についての数学、知性についての論理、動物の因果律である動因の意志、の四つについて論じたものである。