schopenhauerのブログ

唯識とショーペンハウアーの研究

芸術としての女と人間の知恵

自然の芸術としての女は


そっとしておくのが一番いいのだが


生身の男としては自分のものにしたいと思うだろう。


だが幸か不幸か自分のものになってしまったら


芸術としての女は生身の女になってしまう。


男と女はそうやって俗物として生きていく。


二人に友情が芽生えたらそれが救いなのだが


そうならなければ色々な工夫をして結婚生活を続けていくのが


男の知恵だと思うのが俗物だ。


そうではなく男の知恵というのは


結婚生活の中で女がいつまでも芸術作品であり続けることを言うのだ。



人間の知恵というのはすべからくこの


宇宙という芸術の中で因果を生きることを言うのではないかと思う。