schopenhauerのブログ

唯識とショーペンハウアーの研究

水について  その三

しばらくするとその水源から水が引かれるようになった。


集落の人口が増えて水道ができた。


水道は数戸に一つ各家庭に一つと増えていった。


やがて大きなダムが作られた。


水道の蛇口は、家の外に一つ、台所に一つお風呂場に一つの三つになった。


やがて下水ができお湯が出るようになりなんだかんだと水の出口は二十を超えた。


水とお湯が素早く混ざらず適温にならない温水の蛇口が人々の目下の悩みである。


元の水源は今は公園となっていて人々はこの公園をそこはかとなく散歩をするのが
日課となっている。