人間について
直観と概念の根拠律は
それぞれに原因と根拠であった
事物の存在には必ず原因があり
判断には必ず根拠があった
また原因の背景には時間と空間があり
それは論拠にとっては純粋数学であった
判断は同一律、矛盾律、排中律に逆らうことはできなかったが
同じ女性でも可愛い時とそうでない時があり
たまらなく好きな時もあれば嫌いになる時もあった
これは事物が論理に規定されていないことを表している
<数学も事物を規定していないだろう>
そして事物の本質や意味が美なのである
動物が因果の中で生きるための因果が意志であり
それと論理の組み合わせでできたのが人間の社会であった
それは滅びなければ続いていくだろう
宇宙にとってはこれらのことはどうでも良かった
事物は空であり時間と空間は無だった
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