物理学と哲学と宗教
最も頭の良い人間は物理学を選ぶべきである。
並みの頭なら哲学を。
並み以下なら宗教だ。
ただ単なる学者ならそうなのだが
この三つをそれぞれを十分に理解しているのならば
もっとも偉大なのは釈尊や道元であり
次はカントやショーペンハウアー
その次がニュートンやアインシュタインなのだ。
<アインシュタインは人間的にも偉大で尊敬する一人だが哲学者とまでは言えない。というのは、分かった上で言ってるのかそうでないかは分からないが、「数学がなぜこのように物理学に有効なのか分からない」と言ってるからだ。彼は観念論哲学を知っていたのだが、時間や空間は客観的に存在するという立場をとった。おそらく彼自身も実在としてそうなのだというほうを選んだのだろう。もちろん科学というのは客観的真理の探究なのだからそうならざるを得ないのだが、この時間と空間が客観的実在だというのは哲学的には意味不明なのだ。何の実体もないものが客観的実在の訳はないのだ。だから相対性理論の不思議は時間や空間にあるのではなく物質や質量のほうにあるのだ。ここからも科学的真理というのは普遍的真理ではないことが伺われる。>
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