schopenhauerのブログ

唯識とショーペンハウアーの研究

宗教と哲学

幸せはもう与えられている。


砂糖は甘く宇宙は美しい。


何が真で何が善かもはっきりしている。


わたしはそれに逆らうことはできない。


これが宗教だ。


一方おそらくわたしがいなければ


砂糖は甘くはなく宇宙は美しくはないだろう。


宇宙にとっては何が正しく何が良いかなども


どうでもいいことだろう。


これが哲学である。



<宇宙(物自体)が人間を作ったのだから実在の奥の形而上学上の意志と観念に何の関係もないとは考えられない。又観念自体が存在論の実在ではないか(涅槃のことだが、感覚の美は垣間見られた涅槃である)ということもまだ否定はできないがたぶんそうではないだろう。上記はこのことを言っている>