schopenhauerのブログ

唯識とショーペンハウアーの研究

具体的と抽象的 その1

具体的と抽象的という言葉の意味自体は明快だが


この明快というのがどこまで明快なのかは明快ではない。


具体的にいうと具体的と抽象的というのがどういうことなのかはっきりしないということが明快である。


これはものごとを単純化することが


抽象的なことなのか具体的なことなのかということである。


結論から言えばものごとを単純化することが抽象化なのである。



単純化したものをわざと複雑化することも抽象化というがこれは概念の誤使用であろう。


なぜならば単純化を抽象化というのだから抽象が複雑の訳がない。