schopenhauerのブログ

唯識とショーペンハウアーの研究

科学につひて

科学というはつらつら思わば学問の真なる命題その真の根拠が直観(五感)ということなり。実験、観察というはその直観を観察すと言えり。そこから推論構築せらるる命題からたてられし仮説は必ず観察により確かめらるべきなり。直観の根拠なき理念、信念、言明、命題は真理とは言わざるべし。


科学には自然科学、人文科学、社会科学という分類有り。自然科学というは物質現象や生命現象を人文科学は人間を社会科学というは人間の社会を研究するなり。


科学には二種の研究法あり。形態と因果これなり。形態とは分類、帰納などにより対象を把握し中でも分類は知性の本質に沿うものと言えり。因果は原因と結果を探究するなり。この二つの方法は自然、人文、社会共々に必然と思わざることなきなり。